源を断ち切るということ

悩みや苦しみに直面したときその原因が同時に存在していることが殆どです。

しかしその原因は根源的なものでない場合があります。

幹と枝の関係と同様に枝のように次々と発生する問題にばかり目が向いてしまい、幹の存在に気づけずに心身ともに消耗してしまう人は少なくありません。

幹である源を断ち切らない限り、苦しみから解放されることはありません。

鞭を打ってくる人間と飴を与えてくる人間が同じである場合もあります。

好印象と悪印象の行為を同時に与えて根源的な原因を意図的に隠す人もいます。

そうしたあらゆる手段で源の在り処を隠され、枝ばかりを永遠に刈り取ることを強いられてしまう人は少なくありません。

源まで辿り着き、すべてを断ち切るには強い意志を持つことが重要です。

人間は日々身の回りで起こる出来事に右往左往してしまい、その周りで起こることが全てと考えてしまいがちです。

身の回りのことに喜んで怒って悲しんだりすることに精一杯で、感情の起伏をもたらす原因にまで頭が回らないことが殆どです。

枝を刈り取ること・穴の開いたバケツに水を注ぐこと・飴と鞭を与えてくる人間と関わること

これらがどれだけ無意味なことかを理解するには、日常で発生するあらゆる問題が枝か幹かを見極める習慣を身につけなければなりません。

自分が同じ行為を繰り返しているか、あるいは気持ちが一時的に和らぐだけで暫くすれば再び似た感情が沸き上がってしまうかどうかを心との対話を欠かさずに慎重に判断しましょう。

浮かんでは消えていく枝のような問題に逐一対処することの無意味さを実感して、それらに目もくれず淡々と源を断ち切ることだけに努めることが出来れば、あなたの人生は輝きに満ちたものとなるでしょう。

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